遺品整理は強いハートが必要
私の知人で遺品整理の仕事をしていた方がいるのですが、1年で辞めてしまったらしく、その理由を聞くと、あまりにも壮絶な現場を目の前にして、これからも続けていく自信が亡くなり、遺品整理をすることの覚悟ができていなかったと自分を責めていました。
理由はどうであれ、誰かの役に立ちたいと思って始めた仕事だったようなので、続けてほしいという気持ちでしたし、亡くなった方の最期の世話をするという特殊な業種ですから、他では味わう事の出来ない素晴らしい業務だとは思います。
知人からその現場の話を聞いてみると、あまりにもリアリティーのある内容で、とても最後まで聞く事は出来ませんでしたが、その現場と言うのは一家で無理心中をした一戸建ての家らしく、その部屋の中に入ってみるとゴミが散乱し、今の方に行くと血の海と言う言葉が似つかわしいほど、床一面に黒い茶色っぽい血液が広がっている光景だったようです。
そして、ここでは書く事が出来ない程の無残な様子をみた彼は、言葉を失ってしまい、遺品整理をしないまま部屋を飛び出し、その場で会社を辞めさせてほしいとお願いしたようですが、きっと私が話で聞く10倍も20倍も凄いものを実際に目にしたのでしょう。
このように、簡単に遺品整理を自分で開業しても、強いハートが無くては続けられないでしょう。